「論客31人」が全員男性.. 女性は?

 

〔以下抜粋〕

” あえて言えば、「31人」に女性が一人も入らなかったこと自体が問題なのではない。この企画自体が日本を代表するもの、というわけではないのだし、編集部が独自の視点で選択した人々である。どのような基準でそうしたのかは筆者には分からないが、編集部には自由に人を選び、本を制作する権利がある。「この人の意見を掲載するべき」という基準で選んだ時に、「トップ31人」の枠に女性は入らなかったのかもしれない。女性に声をかけても、「参加したくない」といった人がいたのかもしれない。

筆者が問題視するのは、どのような基準であれ、編集部が「アフターコロナの社会への提言」という枠の中に31人を選んだ時に全員男性であり、そこで「あれ?女性は?」という疑問が出なかったようである点だ。

「提言」をする場に女性が入っていないことが問題視されない=このこと自体が、筆者は大きな問題だと思うのである(今思うと、「男性の」とつけたらよかったのかもしれない。例えば「経験と知識に裏打ちされた男性のキーパーソン」など?それはそれで次の疑問を生んでしまうかもしれないが)。

今後の社会を作っていくときに、「女性が普通にその場(提言の場)にいること」は非常に重要だと思う。 ”

(小林 恭子 「日本の『経験と知識に裏打ちされたキーパーソン』31人が全員男性 性の平等には『見える化』努力必要」 2020-07-13 )

 

Author: rei2017blog

born in 1989.

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